VSフレラガ Day1 前半

ブラサバで龍になりました。

そんなことは今はいいんですが、僕にはノートに自分の予定を手書きで書く癖があって(予定通りに行動できるとは言っていない)、それを元にゲームをここまで進めたり~とかやってるんですけども、今回こう書いてあったんですね。

 

「りんかねーしょん☆新撰組(3/1~3/5)」

 

は?

知らんよそんなゲーム。もう3/3ですよ。

こうなった経緯をまず説明すると、2年前にりんかねーしょん☆新撰組(以下りんかね)のDL版があるという話を、Twitterで友人のフレラガ氏が話していたのですが、そこで身内で「りんかねDL版買うか!」という流れが、ムーブメントが起きたわけです。私もその流れで(当時少しお金を余らせていたので)買ったわけですが、もうわかりますよね。クリアしてないわけです。

りんかねというゲーム自体については、「KOTYe りんかね」でググったり、

badfriend.hatenablog.com フレラガくんのろくでもないブログを見て覚えていって欲しい。特にブラサバ勢には若い人も多いから、クソエロゲの闇を見ていち早く社会の闇に触れるというのも、また一興なのではないか?

いや俺が悪かった。クソエロゲに興もクソもないわ。だってクソなんだもん……

 

まあ見るだけなら楽しめると思う。

 

さて、これはただのプレイ日記なのでゲームについて説明する気はさらさらないし、僕の負担を軽減するために、これまでのプレイを説明する気もろくにない。というかラガに俺がクリアしたということを証明するだけのアレなのだが、少しはりんかねというゲームについて語っておかなければこれから先の記事を読む気力が湧いてこないと思うので、ある程度は話しておこう。

まずりんかねーしょん☆新撰組とは

 

魔物と呼ばれる怪生物が出没する近未来。
主人公・沖田祐実はそれまで通っていた他県の全寮制学園が統廃合でなくなってしまい、割り振られた御門学園へと転入してくることになった。
魔物は当初こそ猛獣同然の危険な存在として市民生活を脅かしたが、最近では高性能の撃退装置や駆除装置も普及してきて、野良犬・カラスと同じ害獣・害鳥と同一視されるようになっていた。
ところが、山奥から出てきたばかりという和装の女の子、一文字 菊と出会った直後、祐実は凶暴な魔物に追い立てられて大ピンチに陥ってしまう。

菊と共に不思議な力に目覚めてそれを退けた祐実は、同様の力を持つ少女達— 新撰組を名乗る魔女っ子集団と遭遇する。
そのメンバーのうち、ノリのいいメガネっ子、のぼりんこと中島 昇以外の2人、近藤 弓枝と土方 時音は、祐実がとある事情で敬遠したがっている、幼なじみにして、姉がわりでもある、だだ甘なおねーちゃん弓ねえ、そして厳しくて頼りになる時ねえ、だった。 
不可抗力のキスにより祐実に仕えることになってしまったフランス出身のアンドロイド少女ミシュリーヌ、そして菊たちと共に、紆余曲折を経て新撰組に加わり戦うことになった祐実。
正体を隠して活動し生徒や市民たちの喝采を浴びる新撰組は、学校公認の魔物退治集団・海援隊からライバル視され不毛でバカバカしい対立を続けることなる。
学園生活に魔物退治に、そして、恋と大忙しとなる祐実の前にはさらに、死別したはずの双子の妹と同姓同名、性格も言動もまるで本人としか思えない少女・沖田祐未とも知り合う。果たして彼女の正体とはいったい? 
やがて、学園地下に封印された大魔王の存在が明らかとなり、戦いはヒートアップ!
復活をもくろむ玉藻と活動実績ほしさに励む海援隊、そして祐実たち新撰組との、三つどもえの戦いが幕を切って開けるっ!

(公式より抜粋)

 

というストーリーであり、ここまでならまあ許せる範囲のゲームだし、実際絵も割と可愛く(当時レベルで)、致命的にバグやシステムの崩壊を有しているわけではない。

しかし、シナリオにおいてのみ、圧倒的な欠陥を有しているゲームである。

普通のノベルゲームが最初から徐々に、枝分かれする広葉樹のような物語を選択肢の分岐を活かして進んでいくのと比較して、このりんかねは唐突に過去の記憶や前世の話がフラッシュバックするなどの怪現象極まりないそれによって、プレイしている側に混乱と脳髄の損傷を引き起こす。

いわば広葉樹の葉の先端から、真逆の位置の葉へと飛び移る縦スクロールアクションを採用している。

これによりプレイヤーは、実際にゲームをプレイしているような感覚を抱くことはほぼなく、あまりに唐突な展開と主人公のメンヘラ極まりない在り方に苛立ちを覚え、「ゲームにプレイされている/試されている」というゲームプレイそのものについての挑戦を受けているかのような錯覚に陥る。

これ以上のことを書くと本当に長くなってしまう気しかしないし、実際にりんかねが終わらないので勘弁して欲しい。

 

さてプレイを再開する。1年半ぶりくらいである。

どうやらネフェルとクロエ(なんか知らんけどどっかから派遣?されて来たやつら。メインヒロイン達に比べるとプレイヤーに良心的だと個人的には思う)のお別れ会というのをするらしい。良心的だと思うと言った途端にお別れ会なのだから酷い話だ。ザヒルも「永久の安らぎを……」とぼやくのも時間の問題である。

そしてお別れ会の結果、主人公と一部を除くほとんどが熱を出し欠席、教師も二日酔いになるという凄惨な有様だが、逆に考えて問題児の大半が休んだのだからこの学園も少しはマシになるだろう。もっとも、一番の問題児たちが生き残ってしまっているのだが

f:id:mon2my2:20180303132648p:plainこれは本当に何の変哲もないただの誤字なのだが、もしかするとしょうもなく深いこのゲームのことだから、「クラスの皆と学園では共に暮らし、歩んでいく」というダブルミーニングが存在していた可能性は僅かながら残っている。

f:id:mon2my2:20180303132928p:plain目が滑って見逃していたが、この子ともお別れするらしい。最終決戦前の大量リストラかな?

菊は左の着物の女の子なのだが、別れ際に好意を示されるも、メインヒロインが好きだから……と答える主人公を見て初めてこのルートが何ルートなのかわかりました。

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話は変わるが、このゲームには霊玉というものが存在する。説明は面倒くさいのですが、戦士たちの中に存在する魂っていうか……まあなんか色々伝わるらしいっすよ戦士同士で(雑)詳しく説明しようにも説明してるところをやったのが1年半前なので覚えてないんだなぁ  みつを

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でもこんなふうに迎えに来てくれるのはいくらなんでもプライバシーダダ漏れすぎると思うし、霊玉持ちたいですか?と言われたら完全にノーである。せめてDiscordくらいの漏れ具合にしてくれ。そして好きという気持ちは伝わらないご都合主義

 

f:id:mon2my2:20180303160634p:plainおいおいどんどん消えてくな。ジョジョの最後の方だってもうちょい緩やかに消えてくぞ。ペース配分って知ってる?

ライターがキャラの書き分けをひっそりと放棄したようにすら思える相次ぐ離脱。しかし、これはさらなる戦いの予兆に過ぎなかった──